
なぜ1つだけ残ってしまうのか…専門家に聞きました。
精神科医の香山リカさんは、日本人特有の2つの理由があるといいます。
1つ目は「配慮」。
「日本人は『周りに合わせる』とか『和を保つ』とか、そっちの方を優先する人が多いですよね。私はみんなと仲良くするために来ている。だから最後の1つを自分が好きだからといって食べたいわけじゃないという意思表示もあると思う」
2つ目は「取り越し苦労」。
「日本人の特徴として、思われたらどうしようっていう取り越し苦労もすごくありますよね。欲しかったら多くとるとか、最後の一個とか、これ私がっていうふうに取ってもいいと思うんですけど、周りの人に協調性よりも好き嫌いを優先してるんじゃないかとか、そう思われてもいないのに、そう思うだけでやめてしまう」
スタジオでは「人が取るのは気にしないけど、自分が取るのはちょっと…」という意見や「枝豆だといけるけど、高級食材だとちょっと…」という意見もありました。
でも、自分が思っているほど、他人は気にしていないものです。忘年会や食事の場では、食べたいものを食べて楽しみましょう!
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年11月26日)の情報に基づきます。
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