2025.12.11

暮らす

取る?取らない?宴会の大皿にポツンと残ったからあげ…その理由を専門家が解説

日本人の傾向?

変わって、こちらの職場グループも、ザンギ1個が残っています!

50代の方は「日本人の1つ残ったら取りづらいっていうのがある…」と話します。

20代、30代のお客さんも同じような意見。

「やっぱり手を出しかねるというか、お互いけん制しあっているところはあると思うんですよね」
「日本人ってやっぱり1個残っているじゃないですか。1個残っていたら、誰かが手をつけなきゃいけない」

そんなインタビューの途中で、ザンギに手をのばす人が!

20代のお客さんがすかさず声をあげます。

「こういう人が日本人にとって一番大事だと思います」

ザンギを食べた先輩・40代のお客さんは「日本人の悪い癖と言った彼の言葉を聞いて、今がチャンスと思って食べました」と話してくれました。

関西ではこう呼びます

HBC「今日ドキッ!」のスタジオでも、「こういった場面はよくある」という話になりました。

コメンテーターの野宮範子さんは「最後1つ残っています、だれか食べたい人?」と声をかけるそうです。

「気心知れた宴会だとできますね。初参加の宴会だとできないかも…。最後に残っていて、『これ食べていいですか?』と聞いて、ダメと言われることはないでしょうけど、でも手を出せないかも…」

関西地方では大皿に残る最後に1つを「遠慮のかたまり」と言うそうです。

神戸出身のスタッフによると、「これめっちゃ遠慮のかたまりやん!やめぇ」などというそうです。
たしかに、そう言ってくれると食べやすくなるかもしれません。

コメンテーターの鈴木徹さんは子どものころ、両親に「残りものを食べていると出世しない」と言われたことがあるそうです。

その一方で、「残りものには福がある」と言われて食べなさいということも…。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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