2025.12.13
ゆるむ写真を撮る方であれば、カメラの望遠レンズが、すでに双眼鏡の役割をするので、双眼鏡はなくてもまったく問題ありません。
実際のフィールドでも、望遠レンズがついたカメラと、双眼鏡の両方を持っている方は、ほとんどいらっしゃらない気がします。
ただし、写真は撮らずに、観察だけでいいのよ…とおっしゃる方には、「絶対にあった方がいいですよ!」とオススメします。
シマエナガは小さな鳥ですから、肉眼で楽しむには限界があります。
ちょっとした双眼鏡があるだけで、「あそこで何をやっているのだろう?」というギモンが、「あそこでみんなで虫を食べているなあ」ということが分かるようになり、観察の楽しみもグンとアップします。
双眼鏡の性能は、「8×25」などといった、2つの数字で表記されています。
最初の数字、たとえば「8」は、「どれだけ大きく見えるか?」を表す数字、「8倍」などとも言います。
2番目の数字、たとえば「25」は、対物レンズ(目にあててのぞくところの反対側=見るものに向ける方のレンズ)の直径(ミリメートル)を表します。
シマエナガを観察するのであれば、見え方、大きさ、重さなどから、「7〜8倍」×「20〜25ミリメートル」くらいが、良いと思います。
ネットで購入しても良いのですが、メガネをかけたまま双眼鏡を使いたい方は、家電量販店などで、メガネをかけた状態で、実際に双眼鏡をのぞいてみて、「目をあてるところ(アイポイント)」がしっくりくるかどうかを確かめてから、お買いになった方が良いかもしれません。

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