2025.12.13

ゆるむ

シマエナガに出会うには?場所や鳴き声、上級編まで 北海道の野生動物を撮影して約40年のカメラマンが解説

シマエナガと出会うコツ③「混群」を見つけたらチャンス

撮影:mohumohu946 さん

冬の札幌の森では、様々な種類の小さな鳥たちが、集まっていっしょに行動しています。
小さな鳥は、単独でいるよりも、集まって行動したほうが、天敵に狙われにくいというのがその理由かと思われます。

この種類の異なる鳥たちの群れを「混群(こんぐん)」と言うのですが、こうした「混群」の中に、シマエナガが混じっていることも多いです。

ですから、シマエナガの鳴き声がしなくても、まずは、様々な小鳥たちの鳴き声が、にぎやかに聞こえてきたら、すでにチャンスだと考えてOK!
その中に、ひときわシッポが細長い鳥がいたら、それがシマエナガ、ということもしばしばです。

シマエナガの群れと出会ったら…

撮影:nature_birds.4u さん

運良くシマエナガの群れと出会ったとします。

しかし、シマエナガは常に移動を繰り返す鳥。
移動するシマエナガの後をいくら追いかけても、見ることができるのは、いつもシマエナガの後ろ姿ばかり…、そんな悲しいことが起こります。

実際に、シマエナガの群れと出会うことができて、ずっと群れを追いかけながら、望遠レンズのついたカメラで、1時間近くも写真を撮ることができるときもあるのですが、家に帰って撮ったものをよくよく見てみると、かわいらしい正面の顔が1枚もない!なんてことがあるのです。(← これ本当に!)

インスタグラムにアップされているような、正面を向いて、かわいらしく首をかしげているようなシマエナガに、どうすれば会うことができるのか?

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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