2025.12.10

暮らす

おにぎりは200円時代…それでも専門店が続々オープン「先安感」で今後どうなる

今後のコメ価格の見通しは?

手軽に食べられる日本食として外国人観光客にも人気のおにぎり。
取材したお店も客の半数が観光客で、その多くが外国人観光客ということです。
20合のお米を炊いても、昼にはなくなってしまうほど反響があるとのこと。

大手コンビニエンスストアの価格をみてみると、高級路線のおにぎりなど、各社の商品ラインナップによっても変わりますが…3年前は、おにぎり1個=160円から170円台だったものが徐々に価格が上がり、ことし6月以降、各社200円を超えています。

気になるのは今後のコメの価格です。

コメの小売業者などでつくる団体は、新米の収穫量が高水準になる見通しであることから、向こう3か月の価格の見通しとして値下がりする「先安感」が強まるとしていますが、キテネ食品館の中塚社長はこんな話をしています。

・次の新米時期が見えてきたときに今年度産の在庫が残っていると、価格が下がる可能性も
・ただ高い価格で買い付けた問屋がどう判断するか。当然、業者側も赤字を出すわけにはいかないので、需要と供給のバランスをみた上での判断になる

今後、農家と消費者の双方が納得できる価格は実現するのでしょうか。

連載「じぶんごとニュース

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年11月20日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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