
コメ価格の高騰で値上がりしているのが「おにぎり」です。
おにぎり1個あたりの平均価格は、この5年で大きく上昇。函館ではことしの平均価格で200円台に突入。札幌も200円に迫る勢いです。
いまではちょっとしたぜいたく品になってしまった「おにぎり」ですが、札幌では9月以降、少なくとも4軒の「おにぎり専門店」がオープンしているんです。
10月10日、二条市場の近くにできたレトロな佇まいの「おにぎり屋うたり」。

芦別産ゆめぴりかを使用したサケのおにぎりは1個350円。
なかでも人気なのが海苔をさっと炙って巻く塩結びが2個と、汁物、小鉢がセットになった『おにぎり御膳』です。

試食した堀内大輝キャスターによると「シンプルだけど、非常においしい」とのこと。
「うたり」はもともと同じ場所で海鮮丼の店を営んでいましたが、ベテランの職人が引退したことで閉店。
コメ価格の高騰に不安を感じながらも、職人がいなくても参入できる「おにぎり専門店」を始めました。
工藤真夕店長は「お米が高くなっていくニュース見ながら開店には葛藤はあった」と言います。
店長の母親であるかおりさんは「昔から見たらコメは倍近くなっている」と話します。
「どこまで値段あがっちゃうんだろうと不安あるが、この辺でコメの価格も止まるんじゃないかと、ここをがんばれたらあとはそんなに苦労は少ないと、娘と協力しながらやっている」
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