2025.12.08

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「札幌そろそろ根雪か」雪が多くなる…冬本番の装備を 北海道の天気予報&気象予報士解説/2025年12月8日更新

北海道のあす9日(火)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。

【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気

道内、まとまった雪に…あすも?

背景は8日午後5時ごろの新千歳空港情報カメラ

新千歳空港です。午後5時頃は穏やかですが、昼頃は急に雪が強まり、2~3時間のうちに10センチ近い雪が降りました。北海道の南を通る低気圧の影響で、きょう8日(月)は道央を中心にまとまった雪が降りました。

きょう8日(月)に入ってから午後4時までに、南空知の夕張で27センチ。札幌は5センチで、湿った雪が積もって歩きにくくなりました。

予想降雪量ですが、あす9日(火)にかけて全道的に雪が降りそうですね。

きょう8日(月)の夜は低気圧の影響でオホーツク海側など東部を中心に雪、あすは冬型の気圧配置に変わって、日本海側を中心に雪が降ります。広く青色、5センチ前後ですが、赤や紫のエリア、上川の幌加内町や層雲峡周辺、空知の滝川から美唄周辺、後志の倶知安周辺の多いところで30センチ前後です。
大雪による交通障害やふぶき、電線などへの着雪にも注意してください。

札幌は今夜とあす午後を中心に山沿いをでさらに20センチ近く降るでしょう。

9日(火)の天気と気温

背景は8日午後5時ごろの旭川情報カメラ

旭川の路面真っ白です。土日は気温が上がりましたが、きょう8日(月)は再び雪景色に変わっています。

あす9日(火)の天気と気温です。
日本海側や道南方面で雪が降るでしょう。最低気温は広くマイナス、日中は1度前後で、昼間でも路面凍結のおそれがあります。

背景は8日午後5時ごろの紋別情報カメラ

紋別では積雪はゼロですが、うっすら白いです。今夜は20日ぶりに1センチ以上の積雪となりそうです。

あす9日(火)の時間ごとの天気。道央・道南からです。
札幌や小樽は午後を中心に雪が降りやすく、倶知安では大雪になるおそれがあります。江差や函館、室蘭も時折雪が降り、ふぶくこともあるでしょう。

道北・空知です。
朝晩を中心に雪が降り、夕方以降は名寄や富良野、滝川方面で雪が強まるでしょう。大雪や吹雪による交通障害、また昼間でも圧雪アイスバーン路面に注意が必要です。

道東・オホーツク海側です。
道北の枝幸で雪が降る他は、道東を中心に晴れるでしょう。空気がカラッとして、海岸部を中心に風がやや強いため、火の取り扱いに注意して下さい。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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