●60代 夢「レコーディングエンジニア」⇒現在「家電修理サービスマン→設備管理(ビル)」
「レコーディングエンジニアになりたかった。『YMO』の影響も大きかった。『YMO』をマネして家で多重録音もやっていましたから」と教えてくれた男性。
高校を出てすぐに社会人になりましたが、たまたま憧れの業界にいた人と知り合いになったそうです。
「そしたら開口一番『やめたほうがいい』と言われて、時間も不規則だし徹夜もあるし、労働条件は劣悪という話もあり、それだったら堅実にいったほうがいいのかなと」

●50代 夢「歌手」⇒現在「事務職」
「歌がずっと好きで歌手になりたかった。子どものころからピンク・レディーが好きでよく歌っていた。テレビ番組のアニメソングも歌ったり、ピンク・レディーのレコードをしょっちゅう買っていた。聴いて歌っていたのを覚えている」と話す女性も。
歌手になりたいけれどあきらめてしまった今について「あきらめない方がよかったなと思う」と話してくれました。
HBC「今日ドキッ!」のスタジオのみなさんにも、子どものころになりたかった職業を書いてもらいました。
コメンテーターの鶴岡慎也さんは、夢「プロ野球選手OR社会科教師」⇒現在「プロ野球選手→野球解説者」。
「プロ野球選手という夢と、もう一つが社会科だけずば抜けてできたので社会科の教師になりたかったです」とのこと!
「高校卒業する時点で、社会人野球に行ったので、そこで教師の道を断って自分にプレッシャーをかけました。高校3年生の時に、プロ野球選手になろうと本気で目指しました」
コメンテーターの平野龍一さんは、夢「医師」⇒現在「企業コンサルタント」
「小さいころ体が弱かったので、よく病院に行き、治療してもらったというのがあったので、医師に憧れていました」と話します。
「いまは会社を元気にする仕事に就いているので。高校生ぐらいまでは、医師を目指して勉強していました。自分としては、理系脳より文系脳だったので、現役でだめだったときに進路を変えました。全力でがんばったので、仕方ないかな」
高校生のなりたい職業では10年連続で教員が1位という結果でした。
最近ではなり手不足ともいわれますが、身近で頼れる大人の存在は重要なのかもしれません。

トップ3以外では、小学校高学年では10年前には圏外だった「YouTuber、VTuber」が4位に、高校生世代では「システムエンジニア、プログラマー」が6位に入るなど、時代を表す職業の人気も高まっています。
スタジオでは、「今の子どもたちは様々な職業の情報を得ることができるのでうらやましい」という意見もありました。
これから私たちがまだ知らない職業、新しい職業も生まれていくのかもしれませんね。
堀啓知キャスターは「なりたいものも、自分が年を重ねていくにつれて、視野が広がってどんどん変わっていくかもしれない」と話します。
憧れと現実、なりたい職業についてのキニナルでした。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年11月20日)の情報に基づきます。
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