2025.11.27
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午前中はたくさん動いてへとへとでしたが、おいしいお昼ごはんのおかげで95パーセントくらいまで回復しました!
午後からもがんばるぞ!!
作業を始める…前に、トラックで収穫した畑とは別のところにやってきました。
午後一番に行う作業は…トウモロコシ畑の管理作業。
そうですよね。収穫して終わり、が農作物じゃないことは、これまでの弟子入りでも学んできました!
滝農園の畑はおよそ4ヘクタール。東京ドームと同じくらいの大きさです。
1ヘクタールの畑と、3ヘクタールの畑で収獲時期をずらして、トウモロコシを育てています。
午後からは生育中の畑で「芽かき」と草を取る作業を行います!
「芽かき」とは??初めて聞きました。

とうもろこしは主茎が真ん中に1本ありますが、成長するに伴って根元近くから枝分かれを始めます。これが「わき芽」です。
わき芽が大きく成長すると、茎に養分が十分に行きわたらない=そのあとできる実がおいしくならないため、滝農園では茎が低いうちに余分なわき芽を取り除きます。
そうすることで、栄養価を真ん中の茎とその先にできる実に集中させようという育て方です。

わき芽は思いきり手前に引っ張ると上手くとることができます!
朝行った実の収穫と似ている!?と思いきや、実はもっと難しい作業なのです…。
このわき芽は背も低く、小さいため力づくで引っ張ると、根ごと抜けてしまいそうになります。
そのため、「思いきり」と言っても手先に集中させて力を入れなければいけません。
繊細で難しい…。

私が担当するのは畑の端から端までの約100m!
徒競走で100m走るのも大変なのに、この距離すべての芽を取りながら歩くのですか!?
ただ、おいしいブランドトウモロコシを作るためにはやらなければいけない、大事な作業。
それにしても、しゃがみながらひとつひとつわき芽をとるのは、とても地道な作業です。
開始から15分…
ずっとしゃがみながら作業をするので、足がとても痛い…。
ふらついて尻もちをついてしまうことも…。

そして葉が顔に刺さります!
トウモロコシの葉は見た目よりも固くて痛いのです。
こんなにも大変な作業をどうして手作業でやるのでしょうか。
そこには、師匠の熱意とこだわりがありました。
そして実はこの「芽かき」、番組ディレクターと師匠のナイショの会話もあったのです…。
かなりへばってきましたが、最後までがんばりたい…
次回の記事で最高のごほうびとともにお伝えします!
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文|HBCアナウンサー 東峰優華
苫小牧市出身。2024年HBC入社。HBCラジオ「いっちゃんおいしいラジオ」などを担当。趣味はサッカー観戦(コンサドーレサポーター)、耳掃除、散歩。特技はスケート、ザンギ作り。Instagramでも発信中。
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は取材時(2025年6月)の情報に基づきます。
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