2025.11.15
ゆるむ
数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。
今回は、HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、ビートの収穫の風景をお届けします。
10月下旬、十勝管内の農家さんの収穫作業は終盤に入ってきました。残す作物もあと数種類。
十勝平野の賑やかな雰囲気も落ち着き、いよいよ冬がやってくるなと感じます。
今回は、中札内村の『鎌田農園』さんにお邪魔し、ビートの収穫風景を撮影させていただきました。
見た目は大根のような大きい硬い作物が、甘い甘い砂糖に変化。魔法のようですね。
普段はなかなか間近で見ることのできない、ビートの収穫風景をお届けいたします。

「ガガガガ」
朝日が昇り切った午前7時前。天気は晴天。気温は1度。
待ち合わせ時間より少し早く到着したのですが、重機の音が周りに鳴り響いていました。
その音に合わさり、鳥や野生動物の鳴き声も遠くから聞こえてきます。
この音の混ざり合いがなんとも心地良い朝の光景。

トラクターに近づくと「ゴロゴロゴロゴロ」と音が変わりました。
この音は専用のハーベスターがビートを収穫する時に鳴る音です。
ハーベスターの背中に丸い車輪の様な物が取り付けられていて、地面から掘り起こされたビートがゴロゴロと回りながら収穫されていきます。



迫力満点の光景です。
天気も晴天。広大な畑を走るハーベスターの光景はとても美しい。
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