緊急事態宣言が明け、授業参観に初めて参加される方もいらっしゃるのではないでしょうか?
初顔合わせとなるママたち。「仲良くなれるママ友ができたらいいな」なんて期待もあります。だからこそ、ファッションから与える第一印象が気になるものですよね。
そこで今回は「どんな服を選ぶべきかわからない……」とお悩みのママに向けて、参観日ファッションをご提案。この時期押さえておきたい防寒のコツに加えて、北海道在住の筆者視点でおすすめしたいコーディネートも解説していきます。
まずはアイテムを選ぶにあたって、押さえておきたいポイントをご紹介していきます。
学校はお子さんがお世話になっている場所。先生に敬意を表すためにも、ラフすぎる服装は避けたほうがベターです。スウェットなどのラフすぎるファッションや、ミニスカートなど露出度が高いもの、トップスに派手な色をおいた服装はあまりおすすめしません。
そして忘れがちですが、実は最初に困るのが靴! 学校へは徒歩で向かうことが多いもの。距離があれば、パンプスで歩くのは辛いですよね。かといってスニーカーだとちょっとラフすぎることも。
おすすめは、ボトムスやバッグと同系色のローファーやフラットシューズ、またはショートブーツです。
さらに上履きはその日の服に左右されないベーシックカラーがおすすめです。ネットで探せば、折り畳みして持ち運びやすい上履きも数多く見つかります。
ここからは具体的に、11月の参観日コーディネートをご紹介していきます。
パンツ派のママにオススメのこちらのコーディネート。一枚で決まるブラウスに、キレイめパンツを合わせてみてくださいね。センタープレスが入ったパンツはメンズ感が強いため、とろみ素材のブラウスを合わせ、柔らかさをプラスさせます。
寒い場合は発熱インナーを取り入れるか、白以外のブラウスなら、貼るカイロを肩甲骨の間に忍ばせておけばOK。
またタイツを穿くのであれば、パンツの色に合わせるのがおすすめ。真っ黒いタイツは避け、30デニールほどの透け感があるものを選びます。
このコーディネートは3タイプの中でも最もカッチリ感があります。上下とも黒だと威圧感が強くなってしまうこともあるので、その点だけご注意くださいね。
一枚でサマになるワンピースは、まさに王道。コーディネート不要の楽チンアイテムですね。ただしオシャレに見せたいからと、派手な色や露出が高いものを選ぶことは、避けたほうがベターです。
色はベーシックカラーのほか、秋らしくアースカラーを取り入れるのもおすすめ。着やせを狙うのであればIラインのシルエット、女性ならではの体型を活かすならXラインのシルエットを選んでみてくださいね。
サテンワンピース1枚だと寒い場合には、発熱タイプのロングキャミソールやスリップを着用するとかなり暖かく感じられます。タイツの色は、ワンピースか靴に合わせるのがおすすめです。
筆者は北海道教育大学出身のため教員の友人が多いのですが、その友人たちいわく、「北海道は普段着で参加するママの割合が多い」とのこと。
そんなおおらかな北海道らしいカジュアルな参観なら、ベーシックカラーのハイゲージのニット+スカートのコーディネートがおすすめ。
ニット=カジュアルなアイテムですが、ハイゲージなら光沢感もあり、ほどよくきちんと感が出ます。カーディガンとのアンサンブルタイプなら、パイピングが施してあったり、ボタンがパールになっていたりするだけでオシャレですよね。もしニットに柄が入っているのであれば、スカートの色とカラーリンクさせるとさらにセンスよく見えます。
注意事項としては、やはりミニスカートは避けるのが無難。そしてタイツの色は、スカートの色と同系色でまとめることがおすすめです。
以上3つをご紹介してきましたが、全身3色以内でまとめることが、コーディネートの鉄則です。そして現代のファッションは、ベーシックカラーを使ったコーディネートが主流といえます。さらに垢抜けて見せたい場合は、できるだけご自身の肌をキレイに見せるベーシックカラーを日頃から熟知し、選んでおくことが大切です。
そして何より、参観日の主役はお子さんです。服装はベーシックカラーで控えめにまとめることをおすすめします!
文:山本よしみ(aft色彩認定講師/着こなし美人ナビゲーター)
サロンHP:Refined
Instagram:@refined.colorstyle
<あなたに届けたい記事>
・扉を開けたら...世界観がおしゃれなテイクアウトのスイーツ店【3選】