2025.11.01

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ススキノで午前4時まで…深夜食堂にはどんな人が?“厨房観測”で見えた人間模様

札幌・ススキノで57年続く“深夜食堂”。
朝の4時まで…さまざまな人の胃袋を支える厨房を観測します!

ススキノ交差点のすぐそば、ビルの1階にある定食とおにぎりのお店「蜂屋」。

お店の名前の由来を角千鶴子さんがこう教えてくれました。

「うちの母が付けたんですけど、蜂は巣に戻ってくるじゃないですか。だからお客様もこのお店に戻って来てくれるように」

開店前からグリルで焼いている銀ダラのみりん漬けは創業当時から出している人気メニュー。昔からの常連さんはいつも頼むのだとか。

開店20分前の午後4時40分。
もう常連さんがやってきます。

「どうも毎度様です」
「いつもの」

そんな「いつもの」会話。このお客さんは「シングルの生活なもんですからここで栄養補給をしていますね」と魚をほおばります。

お店のメニューは30種類以上。
特製のしょうゆだれで味付けした「煮たまごおにぎり」も店の看板商品。
午後10時を過ぎてもテイクアウトで売れていきます。

そして午前2時。

カウンターでタラコおにぎりをほおばる女性が。

「いろんな悩み事や相談事もずっとしていて。ススキノにもね、オアシスがないとやっていけない。心がすさんじゃう」

そう笑うと千鶴子さんが「じいちゃんばあちゃんに癒されに来るんだものね」とにっこり。

夕方5時から朝の4時まで…。
多くの人が集う、ススキノの深夜食堂。

厨房を観測して見えたそのふかーい魅力をさらにのぞいてみてください!

文:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時(2025年10月)の情報に基づきます。

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北海道の女性たちの明日につながる“きっかけ”を届けるWEBマガジン『Sitakke』と連動して、道内各地で根付くパートナーメディアの編集者や様々なゲストを交え、北海道各地で親しまれ愛される、ローカルな人、モノ、場所をお届けします!

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