「ポテトチップス」といえば誰もが手を伸ばすお菓子の代名詞ともいえますが、その熱狂的ファンが、北海道の「聖地」に集まりました。
8月29日の北海道芽室町のジャガイモ畑。
参加者が箱いっぱいに芋ほりにいそしみます。
「はい、かるびー」
ユニークな声かけで写真撮影をする参加者たち。
集まったのは、菓子大手=カルビーの熱烈なポテトチップスのファン。道内から30人ほどが選ばれました。
この「ファンミーティング」は2024年から全国各地で開催されていて、商品を購入するなどして「ルビー」と呼ばれるポイントを集めて参加できるイベントです。
今回、ジャガイモの一大産地、芽室町で初めて開かれました。
カルビーグループのじゃがいもの調達量は年間37.1万トン。
その国内分の8割が北海道産です。
カルビーポテトの田崎一也社長は「非常に大きな役割を担っていただく北海道のトップランナーといえる」と話します。
カルビーグループの契約農家が約190戸いる芽室町は、ポテトチップス・ファンには「聖地」ともいえる場所。
参加者は、じゃがいもの収穫体験など、商品の生産過程をたどる「記憶に残る体験」を楽しみました。
「下の方にあって掘り起こすのがすごく大変。のりしお味が好き」
収穫したじゃがいもを使った「ポテトチップス」にもありつけました。もちろん、揚げたてです。
試食したHBCの高橋智也記者は「食感が軽くジャガイモの本来の味、甘いです。」と話します。
参加者からも「おいしいです」「止まりません」と絶賛の声。
イベントの参加費は無料。
あえて、ファンミーティングという特別な体験を提供する意味とはなんなのでしょうか。
カルビーグループ広報部の野堀和哉部長は「中長期的に考えると「カルビー」をたくさん愛していただいたお客様はたくさんカルビー商品を買っていただくことにつながっているのでは」と話します。
北海道の恵みを生かしたポテトチップスは今年で発売50年。少子高齢化する市場の中でも特別な体験を通じてロングセラー商品を磨き続けています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年8月29日)の情報に基づきます。
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