2025.09.04
出かける順路の序盤にある常設・企画展示コーナーでは、炭鉄港と夕張の歴史について知ることができます。
炭鉱とともに発展を遂げた夕張市には、1960年頃をピークに約12万人が暮らしていました。床一面に貼られた昔の航空写真によると、今しろまるがいる博物館の周りにも駅や住宅が所狭しと建ち並んでいたようです(あとで外に出たら景色を見比べてみよう)。
常設展示コーナーを抜けると「立坑ケージ」と書かれたエレベーターがあります。これは炭鉱で働く人たちが実際に乗っていたケージを再現したもので、来館者は地下1000mまで一気に下降……したかのような雰囲気を、光と音の演出で楽しむことができます。さながら遊園地のアトラクションです。
エレベーターを降りた後に見られる地下展示室では、炭鉱での作業風景がリアルなマネキンによって展示されています。
地下展示室は歩みを進めるにつれて時代が移り変わる仕様となっていて、採掘作業が段々と近代化・機械化されていく経過を視覚的に学べます。 最新の採掘技術コーナーまで到達すると、いよいよ石炭博物館の神髄である「模擬坑道」の展示エリアに入ります。
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