朝から大人気の富良野岳

山の日で祝日ということもあり、朝からたくさんの登山客で賑わう富良野岳の登山口。

午前7時から緊急時に大きな音を出して自分の居場所を知らせることができる「エマージェンシーコール」を登山者に配って、安全な登山を呼びかけました。

ひとつひとつ渡して話を聞いてみると、この山に登るために道外から来た、海外から来た、という方が数多くいらっしゃいました。

さすが世界に誇る大雪山系国立公園!
私も富良野岳が大好きです。
あの絶景と、一日で4つの山を縦走できる「コスパの良さ」は唯一無二ですよ…!

救助活動へ!しかし…歩けない!?

午前8時。いよいよ山岳遭難救助の体験をさせていただきます。

今回のミッションは、熱中症で動けない遭難者が発生したという想定です。

さっそく装備が入ったリュックを背負いますが…

もはやまっすぐに歩くこともできない…

ああ~重い!プルプルする!!

登山に慣れているはずですが、バランスを取って歩くことすらできません。

20キロ後半はあるというこの大きなリュック。

タンカをはじめ、ロープやハーネス、救急用の医療道具、雨具、ライトなど、必要な備品が詰め込まれています。

食料や水、ライトなどは自分と救助者の分で2倍の量に!
このとき持っていたのは日帰り用の荷物でしたが、それでも水だけで5リットル。

十分な水と食料はもちろん、北海道では夏の登山といえど、夜になると10℃以下になることもあるため、防寒具も必要。
さらにクマスプレーなどクマ対策のグッズも必需品です。

救助隊員のみなさんはこんなに多くの装備を持って行かなきゃいけないんだとその苦労を身をもって体感…。
今回は、歩くこともままならなくなってしまうため、私は少なめの装備に変えていただきました。

いざ出発!

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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