北海道生まれ北海道育ち。生粋の道産子であるHBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)が、趣味である「登山」と「山ごはん」を紹介する連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」。

今回は番外編として実は遭難が増える夏山登山で救助の現場を体験しました。
助けに行く立場からみた「登山者」としての安全への備えの大切さに改めて気づくことができた一日。
みなさんも「じぶんごと」で考えてみてください。

※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。

一日山岳遭難救助隊長に任命されました!

8月11日は「山の日」!

山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝するために設定された国民の祝日です。
2024年のこの日は、楽しく羊蹄山に登っていた私。

今年は、登山者の命を守る『救助の現場』に密着しました!

夏山シーズン、山岳遭難が相次いでいます

5月の羊蹄山。半袖で入山した登山者2人はガクガク震えていました(道警提供)

今年5月、北海道後志の羊蹄山で救助された、男女2人のイギリス人登山者
防寒具を持たず軽装で山に入り、気温8℃の寒さで身動きがとれなくなりました。

今年も北海道では山岳遭難が相次いでいます。

7月末の時点で遭難した人の数は153人にのぼり、過去5年間で最多となっています。

そんな中、十勝岳連峰の富良野岳で山の日に行われたのが、北海道警察による山岳遭難防止の啓発活動。

私は、一日限定の「山岳遭難救助隊長」に任命され、任務を体験させていただきました。

山岳救助隊の皆さんが普段行っている訓練に密着したり、クマスプレーの正しい装着方法を学んだりして、安全に登山を楽しむためのポイントを教えていただきましたよ!

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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