「今、私は無限城にいる…」鬼滅の刃の世界に没入した155分。特別な上映で、”映画館で見る価値”をもう一度。

Sitakke編集部

私は今、無限城にいる…

まず前提として、私は鬼滅の刃は原作、アニメシリーズすべて視聴済み。そのため、どんな展開が待っているか、どこが映像化されるのかもある程度わかっていました。
それでも、こんなにも心震える体験をさせてくれたことに、関わったすべての方へ感謝の気持ちでいっぱいです。

冒頭は、アニメの続きの無限城のシーンから。

落下していくキャラクターと共に、どこまでも続く圧巻の無限城の中に飛び込んだような演出に、開始数分で引き込まれます。

天井にも設置されたスピ―カーから流れる音響で、頭上や後ろからも音が聞こえ、スクリーンを見ているのではなく、映画の空間に入り込んでいるかのような感覚…虫の羽音や電撃、広がる氷がまさに「体感」となって襲い掛かり、戦闘シーンの衝撃では、来ているはずのない風を感じるほどの”没入感”でした。

光と音の演出が印象的な後半のあるシーンでは、自分自身が映画の中の世界に立ち、目の前に広がる光と登場人物たちの人生を垣間見ている…そんな気持ちにさせられました。

この感動は、まず原作のシナリオの素晴らしさ、「作画の暴力」と言えるほどの圧巻のアニメーション、映像に命を吹き込む声優たちの演技力。そして、家で見るのでは絶対に体感できないDolby Cinema®の環境…どれを取っても得られないものだったと感じます。「映画を映画館で見ることの価値」を再認識する経験となりました。

今回は轟音シアターでの上映はなかったのですが、“音の衝撃”を全身で感じられる轟音シアターでも、別の作品をぜひ体験してみたいと思いました。
もし迷っているなら、ぜひこの夏、キャンペーンをきっかけに体験してみてはいかがでしょうか。