2025.08.01

ゆるむ

「崩れた先が気になってしかたない」いつかは消える美しさが人生を変えた 幻の橋・タウシュベツ川橋梁【北海道の絶景】

橋がつないだ縁

妻の聡子さんです。

出会いは9年前、神奈川県から初めて糠平湖を訪れ、上村さんのガイドツアーに参加したのがきっかけでした。
湖面に橋が映り込む現象、通称「メガネ橋」を見るためです。

聡子さんは、「最初にタウシュベツを見たとき、雨が降っていた。カメラを構えて助手席に座っていたが、ワイパーで水滴を取ってくれて、なんて気が利くガイドなのだろう!と思った」と振り返ります。

4度にわたってツアーに参加するなかで、二人の距離も少しずつ縮まっていきました。

念願の「メガネ橋」を見ることができたのは、最初の訪問から3年後のことでした。

聡子さんは、「4回目だったのですごく感動し“やっと撮れた!”と思った。タウシュベツがなければ夫にも出会っていない。子どもも生まれていない。不思議な縁をタウシュベツにいただいた」と話します。

上村さんは、「この景色を見て、感動している人を見ると本当にやりがいを感じる。こういう瞬間に立ち会えるのが、すごく幸せ」だといいます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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