2025.06.07
食べる下山後に「また会いましょう!」と言って、それぞれの方向に別れていくとき…
去年、長野県にある八ヶ岳の山小屋に泊まった日のことを思い出しました。
夜、一緒に食事を囲み、星を眺めて、すぐ隣で眠った人たち。
昼までは他人だった人たち。
一晩で友達?というよりも「同志」となった人たちと、翌朝に山でお別れしたときのこと。
「私は次、北の方に行きます。美里さんは硫黄岳だもんね、反対方向」
「またどこかの山で会いましょうね!」
そう言われました。
普通に考えて、おそらくもう二度と会えないのですが、交わす「またね!」という言葉に全く違和感がなかったんです。
なんでだろう。
不思議と山で会う人とは、またいつか会える気がしちゃうんですよね~
トレラン戦士の二人は、今からもう何往復か三角山を走るそう…。さすが…。
登山をする人は、面白い人が多い気がします。
また会える気がするのは、フットワークが軽い人が多いからかな?
非日常の中で会っているからかな?
どちらにせよ山は動かず、ずっとそこにいてくれます。
たくさん登って、いつかまた山で再会できたら泣いちゃいそう!
登山もヨガもおやつも…どれも最高だったけど、こうした出会いと時間の共有が、より一層幸せと元気をチャージしてくれた一日でした!
※北海道の山に登るときは、クマについても知っておきましょう。「クマに出会ったら」「出会わないためには」の基本の知恵は、HBCのサイト「クマここ」で、専門家監修のもとまとめています。
文:HBCアナウンサー・堀内美里(ほりうち・みさと)
北海道生まれ・北海道育ち。2021年入社。24年10月からHBCラジオで「言いたいことは山々ですが」(毎週金曜午後5時45分~6時半)スタート!HBCテレビでは「グッチーな!」「ジンギス談」「吉田類 北海道ぶらり街めぐり」「大江裕の北海道湯るり旅」などを担当。登山歴4年。おいしくごはんを食べるために山に登っています。登山の魅力はインスタグラムでも発信中!
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は登山時(2025年5月)の情報に基づきます。
■連載「堀内美里の言いたいことは山々ですが」
■「クマに出会ったら」「出会わないためには」基本の知恵:「クマここ」
■天気を味方にすると、暮らしはもっと快適になる!:連載「お天気コラム」
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