数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。

今回は、HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、桜の風景をお届けします。

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道

美しすぎた雪と桜のコラボレーション

5月に入り、ここ最近の十勝平野は、20度越えの暖かい日も増えてきて、日中は長袖だと暑いなと感じるくらい陽気な日も続くようになりました。

ゴールデンウィークも十勝管内様々な場所に人が集まり、とても賑やかでした!

そしてその直前に、なんと雪が降りました。しかも周りの景色をまあまあ白くさせてくれるほど。

今回は4月に降った雪と桜、そして帯広市内の満開の桜の風景をお伝えいたします!

これが本当の「桜吹雪」

ご覧ください。これが本当の「桜吹雪」。

・撮影日:2025年4月29日
・場所:帯広市

・シャッター速度 1/640
・絞り f/6.7
・ISO 4000

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

桜のピンク色。背景に淡い雪の色。

望遠レンズで切り取った世界でしたが、シャッターを切った後、でき上がった写真を見たときは、雪による背景のボケ具合がとても美しく、心が躍りました。

帯広の桜開花宣言は4月28日でしたが、雪が降ったのは開花宣言の翌日です。

前日の天気予報から雪予報。降雪の時間帯予報は朝方から午前中にかけてでしたが、街中で桜が咲いている木の場所を知っていたので、天気予報を見た瞬間「桜と雪の撮影ができるかも!」と頭をよぎり、翌日いざ行動。

・撮影日:2025年4月29日
・場所:帯広市

・シャッター速度 1/640
・絞り f/6.7
・ISO 4000

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

朝起きて窓を開けたら、すでに雪が降っていました。

暖かかったため雪は湿っていましたが、しっかりと白い粒として見ることができ、春の十勝平野に降り注いでいました。

雪が降った時間は帯広市内でほんの数時間でしたが、今まで桜と雪のコラボレーションは撮影したことがなく、とても貴重な瞬間だったと感じています。

当日はまるで初雪が降ったかのような気分になり、ウキウキしていました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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