2025.05.17

みがく

「有給という概念が存在しない」芸妓になって、できなくなったこと3選【さっぽろ芸妓日記vol.22】

札幌で芸妓をしております、「こと代」と申します。 「芸妓」といえば、京都のイメージが強いと思います。
しかし北海道にも開拓期から道内各地に花柳界がございました。

現在は札幌のみになってしまいましたが、「さっぽろ 名妓連」には11名の芸者衆が所属し、毎日お稽古、お座敷などで活動しております。

連載「さっぽろ芸妓日記」では、札幌の花柳界の歴史や 文化などをご紹介していきたいと思います。お付き合いのほど、どうぞ宜しくお願いいたします!

前回は「芸妓になって、できるようになったこと」についてお話させていただきました。
今回は反対に、残念ながら「できなくなったこと」をいくつかご紹介しようと思います!

芸妓になって、できなくなったこと①常に同じヘアスタイル

こちらは以前【芸妓さんの知られざる”裏側”…!美しい日本髪を保つための努力とは…】の記事でご紹介したのですが、日本髪かつらや洋髪の関係で、髪の長さを一定にキープしなければなりません。

長すぎても短すぎてもだめなのです。
髪色も、黒色一択ですね。特にお母さんやお姐さんから指示があったわけではありませんが、暗黙の了解で皆さん黒髪にしています。

私は過去に一度髪色を変えたことがあるのですが、人生で後にも先にもおそらく一度きりでしょう。でも、個人的にも黒髪がしっくりくるので、今のスタイルが気に入っています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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