動物園の使命のひとつに「生物多様性を守り、種を保存していくこと」があります。
そのために、動物たちの健康を守り、命をつなぐお手伝いをすることも大事な役割です。
オランウータンは、飼育員さんの指示を聞いて、腕や肩を出し、注射をしたり…
口腔ケアもばっちり!
毎日少しずつ。動物との信頼関係を作り、極力麻酔や拘束をしない形でさまざまな体調管理をしています。
大きなゾウたちは、ターゲットと呼ばれる棒を使って、おり越しに指示を出していきます。
おりをはさんでこうしてケアをすることを「準間接飼育」といいます。
こうすることで、飼育員さんの安全も確保できますし、実は動物たちにとっても「強制」をされない安心感があるんです。
「無理強いはしない」
これはどの動物のお世話でも、飼育員さんが共通で心がけていること。
動物たちと一緒に、「協力しながら」行っていきます。
ときにはこんな場面も…。
これはお湯浴びが大好きな仔ゾウにお湯をかけながら、人の手で触られることに慣れてもらう訓練中。
気持ちよさそうに水を浴びていたゾウが…コテン。
すやすやと寝てしまいました!
それだけ、安心できる環境なんですね。
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