飼育員さんが、植物に水をやり、手入れをしているのは「オランウータンとボルネオの森」。あれ…?動物のお世話じゃないの…?
疑問に思って聞いてみると、その答えは…
「屋内空間で、ボルネオ島に生息する植物がしっかりと育成する環境を整えるということはが、すなわちここで暮らすオランウータンがより良い快適な空間で過ごすことに直結するんです」
木の葉に打ちつけるスコール。
建物の中は本物の東南アジアの熱帯雨林を再現しています。
オランウータンが見えるはずのガラスの前にも植物が生い茂って、なんだかちょっと見づらいような…?
でも、これこそが円山動物園の狙い。
ここは、「動物を見る」のではなく、「動物たちが住むふるさとをまるごと体感する」場所。
「森の人」オランウータンは本来、その名の通り本来生活のほとんどを熱帯雨林の樹上で過ごします。
そんなふるさとと同じ、円山動物園のオランウータンたちはきょうも8メートルの高さでのびのびと。
森をかき分けるようにしながらオランウータンたちの姿を見つけてみてくださいね!
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