2025.04.28

出かける

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ゾウさんが道具を使う瞬間!注射もうがいも飼育員と協力して…「動物らしく生きる」ための工夫がどんどん見える!【円山動物園さんぽ】

ゾウさんも道具を使う!?

アジアゾウのエリアをのぞいてみました!(特に、朝の清掃が終わるタイミングがチャンス!)

こちらは、格子の間にひとつひとつニンジンを並べています。

格子の隙間のニンジンをひとつずつとることで「時間をかける」

こうすることで、一気に食べずにひとつずつ鼻を使って食べていきます。

ゾウからは見えない穴の向こうにバナナを設置。

あっちかな?こっちかな?探りながら、ゲット!

深ーく穴をほって果物を埋めてみると、匂いで探り当てて、足と鼻で一生懸命掘り起こします。

砂に埋められた果物も、足と鼻で掘り起こしてゲット!

たかーいところに吊るされた干し草も、ぐーんと体と鼻を伸ばしてとるんですが…

ゾウさん、本当に賢い!
実は「道具」を使うんです。

提供:札幌市円山動物園

干し草の下に石や丸太を運んできて、踏み台にするようになったんですって!

飼育員さんは「毎日、知恵くらべです」と笑います。

こうした工夫をすることに、ある共通点があるのがわかりますか?

それは、えさを食べることに「時間」をかけるようにすること。

「退屈」する時間を少しでも減らすことが、ストレスなく健康に過ごすことができる大きなポイントなんです。

提供:札幌市円山動物園

だから、えさも、カロリーの高いもの(果物など)を少し食べるより、野生と同じくカロリーの低いもの(木の枝や葉など)を多く食べてもらうようにしています。

ホッキョクグマ エサは雪の中に隠されることも

もちろん、ゾウさん以外の動物たちも、あちこちにえさを隠して探してもらったり、えさの時間を変えてみたり…

動物たちが食べている様子をみるときは、そんなポイントにも注目してみてくださいね!

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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