2025.04.20

暮らす

バス路線廃止のピンチを救い継承…「大きな出費」も小学生のふれあい守る決断

大きな出費だけど…子どもたちの足とふれあいを守る

ばんけいバスでは、新たに運転手2人を増員、バス2台を購入して駒岡線を引き継ぐことにしました。

会社にとっては大きな出費です。
運行本数は減りますが、ダイヤには気を使ったと井上浩勝社長は話します。

登校時間にあわせた、真駒内駅午前8時3分発。1日がバスの中でのふれあいから始まることを第一に考えました。

そうして迎えた4月1日。
朝の駒岡小学校では、児童と地元の人たちが集まり、バス路線の継続を記念するセレモニーが開かれました。

「ありがとう」

これからお世話になる新1年生たちが、感謝の花束を贈りました。

運転手不足の解決は…

こうした明るいニュースはうれしいですが、一方で、運転手不足が解決したわけではありません。

この問題をどうにかしない限り、今後も廃止や減便の心配があります。

そこで札幌市は、バス会社のじょうてつ、北海道アルバイト情報社と連携協定を結びました。

バス運転手として働くことを希望する外国人留学生に運転免許の取得や日本語学習のサポートなどをするもので、2028年度の外国人運転手デビューをめざしているということです。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年4月1日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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