雪に覆われる北海道だからこそ、雪のない国がふるさとの動物たちも快適に暮らせるように、円山動物園には工夫がたくさんあります。
激しいスコールが降るのは、建物の中!?
ここは、オランウータンとボルネオの森。
熱帯雨林の植物が育つ空間は、何と湿度80%以上!
スコールが降ったあとには、約90%になることもあります。
高さ8メートルを悠々と動くオランウータンたちの住む森を、冬でもまるごと体感できるんです。
アジアゾウが暮らす、ゾウ舎。
中でも自慢なのが屋内エリアです。
敷き詰められた砂は深さ1メートル。
屋内でこんな風にしているのは、国内でもまだめずらしく、とても画期的なんです。
ふかふかの砂の上を歩いたりゾウ同士でじゃれあったりすることで体がしなやかに鍛えられます。
砂浴び・泥浴びをするのも、アジアゾウが故郷でやっている「スキンケア」。
安心して暮らせる環境のひとつなんです。
砂に、えさになる枝をぐさっと立ててみると…、そこにはたちまち森ができます。
ゾウたちを退屈させない工夫のひとつです。
砂を深ーく掘って餌を埋めると、
長いお鼻で探り当ててゲット!すごい!
そして、もうひとつの自慢が、おとなのゾウでも全身浸かることのできる水場。
屋内にこれだけ大きな水場を備えているのは、寒い北海道の冬でも、ゾウがゾウらしく水浴びを思いっきり楽しめるようにするため。
気持ちよさそう!
ガラス越しに水中の様子を間近で観察すると、新たな発見もあるかもしれません!
たくさんの動物たちに会いにきてほしい。
たくさんの世界を知ってほしい。
大きくて、小さくて、不思議で、面白くて。
札幌市円山動物園で、発見とわくわくをたくさん、見つけてみてくださいね。
※こちらの動画は、円山動物園の公式You Tubeでもご覧いただけます。
Sponsored by 札幌市円山動物園
※掲載の内容は取材時(2025年3月)の情報に基づきます。