2025.04.01

暮らす

「失いたくない」小学生が町を動かした「次が非常に近い」巨大地震にどう備えるか

高さ10メートルの避難タワー

北海道の沖合に延びる千島海溝。
政府の地震調査委員会は、このエリアで今後30年以内に、東日本大震災クラスの地震が発生する確率を「7%から40%」としています。

地震が冬に発生した場合、津波による死者数は最悪10万人と想定しています。

釧路市のお隣、釧路町では2月、2基の避難タワーが完成しました。

高さは10メートル、約400人が避難でき、冬の避難を想定して暖房も完備しています。

総工費は、2基あわせて14億円。
3分の2は、国の補助金で賄われました。

釧路町セチリ太地区は、近くを釧路川が流れるエリア。
最短30分で、5メートルの津波が予想されています。

その釧路川沿いに住む本間孝一さん(86)は避難タワーの完成を「助かった」と歓迎しています。

「うちなんて目の前が釧路川だから、万が一津波があったらどこに逃げようかなとは思う。今回立派な施設が立ち上がって3分4分で行けるから心強い」

住民1900人のうち、37パーセントが高齢者。

避難タワーが完成する前までは、半径500メートル以内に高い建物がない「避難困難地域」でした。

この命を守る避難タワー建設のきっかけは、「小学生からの手紙」でした。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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