「てんをきる」は、「トランプや花札を混ぜる・きる」という意味の北海道弁です。トランプや花札をするときに、「てんきっといて」など使われます。
西日本の一部地域ではトランプをきることを「トランプをくる」というそうです。地域によってさまざまな呼び方がある言葉ですね!
北海道弁では、動詞の最後に「れ」をつけることで命令形になります。「やめろ」を北海道弁でいうと「やめれ」になります。
実は九州の一部の地域でも使われているらしく、方言だと思わなかったといわれることが多い言葉でもあるようです。
「ぼっこ」とは、北海道弁のひとつで、“(比較的短めな)棒”という意味を持ちます。なので、“木の棒”なら「木のぼっこ」というような言い方をすることが多いです。
こちらも実は愛知県や三重県など、ほかの地域で使われている言葉でもあります。
こちらは北海道の方言として有名かもしれません。もちろんゴミを本当に投げるのではなく、“捨てる”という意味。
テレビ番組やSNSなどを通して「投げるってどこに?」「初めて耳にして驚いた!」というエピソードが取り上げられることも多く、今では面白い方言として割とメジャーになりました。
「鼻血が出たらつっぺしなさい」。道民の方なら誰もが言われたことがあるのでは。
「つっぺ」は“栓”を指す言葉で、鼻血が出たときに使うティッシュやビール瓶の栓、耳栓などをつけることを“つっぺする”といいます。
文/北海道Likers
【画像】buritora、PicStyle、Fast&Slow、ペイレスイメージズ1(モデル) / PIXTA(ピクスタ)
※北海道Likersの過去掲載記事をもとに作成しています。
※この記事は2021年6月12日(土)に配信し、2024年12月31日(火)に再編集しています。
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