ばくるの意味は“交換する”です。自分のものと相手のものを交換するときに使います。そのため、「車のタイヤをばくる」「新しい電球にばくる」というように、部品を交換するというような意味では、めったに使用しません。
例文をみてみましょう!
「私のカードとばくりっこしよう」
意味)「私のカードと(あなたのカードを)交換しよう」
「わたし野菜苦手だから、君のお肉とばくって~」「しょうがないな~、ばくってあげる」
意味)「わたし野菜苦手だから、君のお肉と交換して~」「しょうがないな~。交換してあげる」
道産子なら当たり前のように使っている「うるかす」という言葉。
水につけておく、水を含ませるという意味です。
食べ終わったお茶碗をお米がこびりつかないように水に浸したりするときに使います。
たとえばこんな感じ!
「食べ終わったらお茶碗うるかしといてよ」
意味)「食べ終わったらお茶碗水につけといてよ」
都合が悪い、状態が良くないという意味で使われる言葉です。
ほかにも何となく変だなとか、違和感があるとき、モヤモヤしたときなどにも使います。
例文をみてみましょう!
「目にゴミ入ったのかな……いずい」
意味)「目にゴミ入ったのかな……違和感ある」
「しゃっこい」は、“とても冷たい”という意味。“ひゃっこい”と発音する人もいるようです。雪はもちろん、飲み物の冷たさにもよく使われます。
「雪かけないでよ、しゃっこいから!」
意味)「雪かけないでよ、冷たいから!」
「今朝の水ひゃっこい!」
意味)「今朝の水とっても冷たい!」
“ヤバい”と同じような意味で使われている「わや」。
滅茶苦茶、手を付けられないなど、どうしようもない状態のときに使う言葉です。起源は関西にあるそうですよ!
「今年の12月の雪はわやだわ」
意味)「今年の12月の雪は手が付けられないわ」
「ワインこぼしたと思ったら、グラス落としてさ、もうわや!」
意味)「ワインをこぼしたと思ったら、グラスも落として、もう滅茶苦茶!」
こんな感じで使います。最近では必ずしもマイナスな場面だけで使うというわけではないようです。