2025.02.27
深めるとはいえ、あたしがハイスクールに通っていたのなんて、もう17年も前のこと(って……ぎゃぁあ!ぷ、ぷぷさんの歳と同じ年数じゃないのよ!う、受け止め難い事実!)。
どうやらぷぷさんよりは、ちょっとばかし長く生きているらしいから。
その経験から少し語れることというか、伝えられること、伝えたいことをここからは綴っていこうかな。
さてぷぷさん。周りがリア充(これ死語……?)だったりすると、どうしても「あたしも急いで追いつかなくちゃ!」って、はやる気持ちを止められなくなったりするよね。
冒頭でも書いたけれど、そこは本当に心底共感。
なんだけどさ。
これあたし、あなたにはっきり言っておきたいんだけれどね。
恋は「一緒にいたいと思える人と一緒にいる」ということ、それこそが最も大事。
だから、そんな気持ちにさせてくれる誰かが今いるのであれば、いざよしとして。
もしそうでないのならば、ぷぷさんが「そんな誰かを作らなきゃ!」と焦る必要は一切ありません。そんな出会いがあるまで、明るくあなたらしく生きていればいいんだと思います。
もっと言うと、恋といういとなみ自体、しなければならないものではありません。
アセクシャル、アロマンティック(あるいはAce/Aro)という単語は聞いたことあるかしら?
性的あるいは恋愛的な感情を他者に抱かないというセクシャリティ。そうした人たちの存在も、近年ようやく可視化されてきました。(これについては 以前も記事にしてるから、ぜひ読んでみてね。)。
「みんな恋してる」というのは大きなプレッシャーになるかもしれないし、なんだか社会のなかでは、それを源とする「恋すべき」という謎の圧力が発生しがちらしいけれど(そのせいで、Ace/Aroの当事者たちは、ずっと居ない者かのように扱われていたわけだけれど)。
違うんだよね。恋ってする人はするし、しない人はしないでいいもの。
だからぷぷさん、あなたの周りは周り、あなたはあなた。ラブのタイミングも、それを求める気持ちも、あなたなりでいいんだということをまず覚えていてほしいです。
思い返せばあたしが高校生の頃って、どうしてかパートナーの存在の有無を、流行のアクセサリーを持っているか否かみたいなノリで考えてしまいがちな人、自分はもちろん、周りにも溢れていた気がするの。