ARTIST2 本別町 順心窯(じゅんしんがま)
順心窯の青木紀子さんが作り出す作品は、茶わんや湯飲みなど暮らしにそっとなじむ日常の器。ナラや白樺など天然の木灰を釉薬に使用することで淡い色彩を作り、素朴でどこか温かみがある作品に仕上げる。細かい割れ模様が美しい「貫入(かんにゅう)」など長年培った技術で表現の幅を広げている。

1997年から活動を始め、慣れた手つきでろくろを回す

「長く大切に使ってもらえたらうれしい」と主宰の青木さん

販売場所:順心窯、道の駅ステラ★ほんべつ
本別町南2丁目14-20
Tel:0156・22・2165 ※見学したい場合は要連絡

黒のような紺色や緑がかった青まで、多彩なオンネトーブルーを釉薬で表現。冬は雪、秋は紅葉を映した水面の色に。手前〈小鉢〉2,600円、ほか〈茶わん〉各3,200円

ARTIST3 帯広市 客家窯(はっかがま)
清水知秀さんは商社マンから陶芸の世界に飛び込み35年。1992年に足寄で開窯し、2000年より帯広で作陶を続けている。

茶わんや小鉢、酒器などの作品で表現し続けているのは、四季折々に美しく変化する、オンネトーの色彩。毎日器を使いながら、神秘的な湖に思いをはせたい。

場を和ませる、柔らかなつぼみの形の〈花瓶〉14,800円

大鉢を制作中

清水さんは39歳で江別の北海道工業試験場野幌窯業分場で技術を学び、その後、信楽など全国で技術を研究した。毎年企画展も行う

販売場所:工房兼「ギャラリー夢庵」
帯広市西5条南11丁目26-3
Tel:090・8272・7915
※営業時間・定休日不定(訪問時は電話で確認を)

※フリーマガジン「Chai」2025年2月号より。
※撮影/辰巳勲、清田千裕。写真の無断転用は禁じます。

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笑顔になる台所
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