十勝在住の作家による器やカトラリー。いつか手に入れたい“メイドイン十勝”の逸品がそろいました。十勝の自然や植物、動物などをかわいらしく表現した器を制作する陶の杜・大石政代さんの作品を紹介します。
ARTIST1 幕別町 陶の杜(もり)
陶の杜・大石政代さんが作る絵皿は、そこにあるだけで食卓が華やぐかわいらしさ。料理を食べ進めると現れる動物や植物のイラストに、自然と笑みがこぼれる。
大石さんの器のトレードマークともいえるのが、模様が浮かび上がる独特な風合い。粘土を掘り出して作る版画のような技法「掻(か)き落とし」によって、絵に息を吹き込む。大石さんの次の挑戦は”色“。「象嵌(ぞうがん)の技術を用いた、多色の器も試作中です」と目を輝かせる。
イラストのモチーフは、大石さんが愛する十勝の自然や、散歩中に出合った何気ない風景。「思いが形になる過程が楽しい。使う人の笑顔を思い浮かべて作っています」。器を手に取るたびに大石さんの優しい思いがじんわり、伝わる。
販売場所:SLOW living(帯広)、TREE OF LIFE(帯広)
Instagram:touno.mori
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