2025.01.25

育む

初めての習い事に悩んで…こうちゃんが始めた珠算の懐かしさに「居場所」と「自信」を思い出した日【いっくじ日記#11】

教室に満ちるあの空気は今も昔も

イメージ

教室に入ると、最初に飛び込んできたのは、パチパチという珠の音。

鉛筆を握って、やや前かがみでそろばんをはじく皆の姿勢、漂う緊張感と伝わる集中力。

もう私にとっては非常に懐かしい光景で、「あぁ。これこれ!!!」と一瞬であの頃を思い出しました。

子どもたちの使っているそろばんを見ると、みんな「ワンタッチ式」!

私の憧れだったんです。
そろばんの左上についているボタンを押すだけで「ご破算」ができるのが「ワンタッチ式」。

私が使っていたのは、ボタンはなく、毎回指で五珠をざ~っと上に弾かなくてはなりませんでした。(母お手製のそろばん袋も懐かしい・・・)

体験は、貸していただいたそろばんを使って、数字を書く練習と、「一珠」を親指を使って弾く訓練。

左手でそろばんを押さえて、黒い点がついているところの珠を弾く。

こうちゃんは指と肩に力が入りながらも楽しそうにそろばんを弾きます。

緊張からか口数が少なく、でも先生に「100点!」と赤ペンで書いてもらうと、うれしそうにニヤニヤ。

帰宅後もそろばんを離さず、シャカシャカ動かしながら「先生、怖くない!」「また行こうね!」とごきげんでした。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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