2025.01.25

育む

初めての習い事に悩んで…こうちゃんが始めた珠算の懐かしさに「居場所」と「自信」を思い出した日【いっくじ日記#11】

数字が大好きに!

ひらがなだけでなく、「数字」にも興味を持ちだしたのです。

「ママ!3と3と3足したらな~んだ!」

突然問題を出してくることもしばしば。

たまったお年玉の中身をすべて床に出して、100円玉は何枚あるか、500円玉は何枚あるか、全部足したらいくらになるか、など夢中で計算をしている姿も。

それならば!と、うんこドリルのさんすうを買ってあげると、ハイペースで解き始めました!

入学前にひらがなをマスターしてほしい親心…!こうちゃんの「やる気スイッチ」に“好き”が動かすパワーを知った日【室谷香菜子のいっくじ日記#10】

でも、数字が大きくなるにつれて解くのは当然難しくなります。
両手を使っても、おはじきを使っても、なかなか解けないことに本人はイライラ。

よし、それじゃあ私が教えよう!と思ったのですが、今度はこちらが徐々に計算の仕方を言葉で説明するのが難しくなってくるのです…。

というのも、それには理由があります。

私の頭の中には「そろばん」があって、計算イコールそろばんだから。

私は姉の真似をして、小学1年生から6年生まで珠算を習っていました。
週に3日通い、最終的に5段に合格しました。

私の小学生時代、習い事というと選択肢は珠算、書道、水泳、ピアノ、くらいでした。

でも今はどうでしょう。
スポーツも音楽も。ダンスにプログラミングも。習い事の選択肢って本当に多いですよね。

計算はソフトやアプリであっという間に完了する時代でもあります。

だから、「基本は読み書きそろばん」という考えは、もう古いのかなと思っていました。

ところが、小学生や中学生の子を持つママ友に聞くと意外な答えが返ってきました。

「やっぱりそろばんはいい!」
「習わせたかったなぁ」

私の習い事が“古臭いもの“になっていないなら、それは嬉しい。
そして、こうちゃんが嫌がらなければ、そろばんを「習ってほしい」と思うようになったのです。

その気持ちは、やはり私自身が経験し、実感したことがあるからでした。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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