2025.01.24
深める一方で、「コンテスト」というふるいにかけられる土俵の厳しさも実感したといいます。
「毎日首の皮一枚でつながっているような状態でした」
トゥモローランドからは大條さんを含め24人が、8万5000人の1stステージから、1500人まで絞られる2ndステージのRound1まで進出。さらに30人まで絞られるRound2ではその仲間たちも、4人に…。
他社のショップ店員も含め「頑張っていない人はもちろん誰もいない、全員が頑張っていることがわかるし切磋琢磨していました」と当時を振り返ります。
そのなかで、「順位を決める」という相対評価の厳しさも痛感しました。
そうした中でも努力が実を結び、最終的に北海道エリア1位として、全国大会に出場した大條さん。
接客のロールプレイを審査員の前で披露するなど、全力を出し切りました。
そして、結果は全国4位!
素晴らしい成績を収めましたが…結果を聞いたとき、最初の思いは「悔しい! 」だったそう。
「たくさんのお客さまが応援してくださったので、申し訳ない気持ちでいっぱいで。けれど、他社のショップ店員さんをたくさん見られて、見習いたいと思うこともたくさん。外の世界を見ることで自分の視野は確実に広がりましたし、大会への参加はとても良い経験になりました」
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