2025.01.24
深める「一番やりたかったこと」をできる場所にたどり着き、情熱を持って仕事に取り組む大條さん。
そんな大條さんは、アプリからEC・SNSに写真や動画、レビューの投稿ができるスタッフDXサービス「STAFF START」が主催している接客コンテストへの出場を決意。
『STAFF OF THE YEAR 2024』は4度目の開催で、全国から8万5,000人のショップ店員が集まり、その接客力やコーディネート力を競い合って「日本一」を決めるコンテスト。
出場者は日々のコーディネート投稿とその売上の実績によって決定します。
大條さんはその実績が評価され、見事に1st Stageへと進む権利を手にしたのです。
「自分の成長につながりそうな機会を断る理由はないですし、新しいチャレンジじゃないですか。やってみたいと思いました」
コンテストの予選では主に「オンラインでの接客」を競います。
アプリ経由での売り上げはもちろん、日々投稿しているコーディネートへの「いいね」数なども競うポイントです。
「大会中は毎日1〜2通りのコーディネートを投稿していました。寝る間も惜しんで写真を選んだり、コーディネートのポイントをまとめたり。ご飯を食べながらでもコーディネートを考えたりするほど気合が入っていました(笑)」
作業量は膨大。
そして普段の対面での接客とは違うフィールド。
でも、こうしてコーディネートの引き出しが増えていくことで「普段の接客がすごく楽になった」と大條さんは笑顔です。
「逆に、実店舗で接客をしているからこそ、オンラインの投稿に活きることもあるんです。多くのお客さまが今ほしいものって、実は同じ…ということも少なくないんです。毎日店舗でお客様とお話することで、今求められているコーディネートを発信し続けることができたと思います」
例えば、クリスマスを意識して赤を取り入れたニットのスタイリングや、寒くなる時期の羽織を使ったコーディネートも…。
「実はお客さまに見てもらったりもしていました。『このコーディネートどうでしょうか?』って」
店頭でのお客さまとの会話が「生きたコーディネートづくり」の糧となっていきました。
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