2025.01.07
ゆるむ数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。
今回は、HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、宝石のように輝く「ジュエリーアイス」をお届けします。「人生で一番きれいな初日の出」との出会いが待っていました。
2024年6月からSitakkeで記事を書かせていただき、たくさんの方に読んでいただきました。
とても嬉しく、そして感謝しております。
2025年も主に十勝平野で写真活動をし、様々な風景を撮影したいと思っています。
僕が撮影した写真で何か少しでも、北海道の雰囲気や情緒的な風景の良さが、皆様にお伝えできたらと思っています。2025年も、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、2025年の撮り始めは、やはり初日の出!
僕は帯広市に住んでいますが、近郊での候補は数箇所ありました。
・十勝白鳥大橋からの初日の出
・十勝が丘展望台から初日の出
・士幌高原展望台からの初日の出
・豊頃町 ハルニレの木と初日の出
12月初旬から、どこに撮影に行こうか考えていました。
豊頃町という地名が頭の中に出て来たところで、「ジュエリーアイス」の単語が頭によぎり、
・豊頃町 大津海岸からジュエリーアイスと初日の出
がリストに追加されました。
ジュエリーアイスは、太平洋に流れ出た十勝川の氷が、波によって海岸に打ち上げられたものです。自然がさまざまな形を作り、宝石のように輝きます。
しかしジュエリーアイスが浜に流れついているか否かは、海岸へ行ってみなければわかりません。
毎年、1月中旬から2月下旬に現れますが、天気、風向き、波の高さなど、さまざまな条件が重ならないと見ることができません。
まずはロケハンということで、2024年末に、日中の時間帯に大津海岸へ行ってみました。
帯広から車で約1時間弱で着きます。実は私も、このとき初めて大津海岸へ足を運びました。
到着し、海岸へ歩いてみると…ありました!!!