2024.12.17

暮らす

冬道で「転びやすい人」はこんな人!冬道で避けるべき行動TOP5 【冬の暮らしも大好き#3】

こんにちは!札幌市を拠点に、冬の暮らし全般に関する様々な調査・発信を行っている「ウインターライフ推進協議会」です。

私たちは、北海道に住む皆さん、そして北海道を訪れる観光客の皆さんに、安全・安心・快適に冬を過ごしていただきたい…こんな思いを胸に日々活動しています!

今回は、「雪道で転倒しやすい人~行動と装備」をテーマに、「ウインターライフ推進協議会」・冨田真未(ニックネーム:とまみ)がお伝えします!

忘年会シーズン突入!“心はウキウキ”でも“足もと浮き浮き”要注意!

凸凹スケートリンクをスニーカーで!?

皆さんは、つるつる路面を歩いたことはありますか?
このコラムに入る前に、イメトレしてみましょう。
スケートリンクの上をスニーカーで歩いていることを想像してみてください。さらにそのスケートリンクには、凹凸があります。
こわいですね。考えただけで怖いです。どうやって歩けばいいんだ?歩く?滑る?

つるつる路面

写真は、2018年12月30日の札幌市中心部・すすきのです。
このようなつるつる路面は、冬になると札幌市内各地で出現します(つるつる路面については #1のコラム参照)。転倒しないためにも、こんな日は外出を控えることも選択の一つ。でも、ここを通らないと会社にも行けず、帰ることもできず、会いたい人に会うこともできないとなると、歩くしかありません。

では、どうしたら転ばないでいられるのでしょう。

それには、

○転びやすい人の特徴を知って、行動に気を付ける
○転んでもケガをしないために、冬装備を身に着ける

ことが、重要なポイントになってきます。

つるつる路面の日は、特に「行動」に気を付けよう

つるつる路面で転びやすい人には、いくつかの特徴があります。

冬道で「転びやすい人」はこんな人!

考え事やおしゃべりなどで、“何かに気をとられている人”
とは言っても、何も考えずに歩くこともないでしょうし、友達と一緒にいるのに無言というのも難しいですよね。誰かが一緒にいるときは、お互いに気を付けながら歩きましょう。

なんといっても注意が必要なのは、“ながら歩き”。ミラクル危険です!!!"転倒しちゃうぞ危険レベル"を勝手に決めるなら、レベル10の殿堂入りです!携帯電話で会話しながら歩いていては注意力も散漫に。足元のつるつる路面や雪の段差に気づくのが遅くなってしまい、転倒される方が多いのも現状です。

“両手がふさがっている人”。例えば、ハンドバックや買い物袋など、両手に何かを持っている場合は、転びそうになっても体を守ることができず、転倒してしまうとケガにも繋がりやすくなります。**“ポケットに手を入れている人”**も同じように、わ!やばい!となった状態では、時すでに遅し。頭・腰・肩からの転んでしまい、大きなケガに繋がってしまいます。

“お酒を飲んでいる人” は、全神経をつるつる路面に注ぐことはなかなか難しいかもしれません。反射的に動けなかったり、足元がおぼつかないなどのバランスの問題もあり、転倒しやすい状態です。忘年会シーズンですので、お酒を飲む機会も多くなるかもしれませんが、お気をつけて。なるべく建物の中を歩く(地下歩行空間など)を選ぶことも重要です。

信号が変わりそう!待ち合わせ時間に間に合わない!早くあの子に会いたい♪など、“急いでいる・走っている”人 も要注意。走ると靴と路面との接地面が小さくなってしまうので、バランスも悪くなり、転びやすいです。気持ちはウキウキでも、足もとは浮かないように歩くように心がけて!

そして “雪道にあわない靴を履いている人 ”。#2のコラムでも紹介した「冬の靴」にもありましたが、“つるつる(路面)対つるつる(靴)”は最強です。立っていられません(写真)。スニーカーだけは避けましょうね。

つるつる路面で、掴まりながらソロソロ進む人

転倒しても、大きなケガにならないために。

冬の装備を心がけておくと、転倒してしまっても大きなケガを避けることができます。

先ほどの絵をもう一度見てみましょう。
ポケットに手、両手に荷物、スニーカー。
転んでしまった時、ケガを少しでも軽減させるためには、冬の装備こそ重要です。
先ほどの雪道で転びやすい人の行動を回避するには、以下を参考にしてみてください。

○寒くて、ついポケットに手を入れてしまう人へ。
→手袋をしましょう。手袋をしていると、転んだ時に擦り傷・切り傷の防止にもなります。

○お買い物に行ってどうしても両手に荷物 
→リュックサックにしましょう。
両手を空けることができるので、転びそうな時に近くのモノに掴まったり、バランスをとって転ばずにすむかもしれません。以前、後ろにひっくりかえった子どもがランドセルを背負っていて、ランドセルの厚みのおかげで頭が地面に着かなかったのを見ました。大事にならずにほっとしたのを覚えています。
また、帽子は温かさだけでなく、転倒した際の頭を守るためにも大切な冬の装備です。

冬は、手袋・帽子・リュックサックの3点セット。”とまみ”のおすすめです。

慣れている・知っていると思っていても、転倒してしまうのが雪道。
転ばずケガなく、楽しい冬をお過ごしください。

***
連載「冬の安全・安心・快適なくらしをお届け!だって冬がすきなんだもん♡」
文・「ウインターライフ推進協議会」・冨田真未(とまみ)
編集:Sitakke編集部 ナベ子

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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