2024.12.18
ゆるむ冒頭で、この日は写真を撮りに行くか迷っていたとお伝えしましたが、こういう気持ちのときほど、いい意味で景色が裏切ってくれることが多いです。
撮影が終わった後、カメラマンとして朝の感情に反省の念を抱きつつも、こんな景色にめぐり会えて本当にラッキーだったなと感じました。
雪が降っている日は、くもりの日が多いように感じます。この日のように日高山脈がはっきりと見える晴天も、なかなかないなと思います。
もちろん撮影に行って、撮れ高なしのダメだった日も多々あります。
朝は眠いですし、寒いですし、この気持ちを乗り越えるのが一番目の試練。
しかしそんな気持ちも乗り越え、自然相手に何度でも挑むことで、ごほうびのような1日もあるのだなと感じた日でもありました。
早朝の撮影を終え、満足していたところ…またなかなか出会えない、貴重な自然現象が起きているのを発見しました。
これは逃せない…と、向かった先があります。
次回の記事でお届けしたいと思います。
【樹氷のトンネルをくぐった先に…「ここに来てよかった」冬の北海道】
撮影・文:HBC帯広放送局 大内孝哉
2015年からテレビカメラマンとして、主にニュースやドキュメンタリーを撮影。担当作品に映画/ドキュメンタリー「ヤジと民主主義」や、ドキュメンタリー「核と民主主義」「ベトナムのカミさん〜共生社会の行方〜」「101歳のことば ~生活図画事件 最後の生き証人~」「クマと民主主義」など。
2023年10月から帯広支局に異動。インスタグラム@takayasunset0921では、プライベートで撮影した北海道の写真を公開中。
※掲載の内容は記事執筆時(2024年12月)の情報に基づきます