2024.11.22
出かける「総合芸術」だというバレエは、しなやかさや繊細さ、ダイナミックさにあふれたダンスはもちろんのこと、オーケストラなどの生演奏や合唱など、音楽と一体となって鑑賞することができるのが大きな特徴。
桝谷博子さんも「音楽あってのバレエです」とその重要性を語ります。
今回、くるみ割り王子の役を務める清水健太さんも音楽との一体感に注目してほしいと話します。
清水健太さん)
オーケストラとの共演となると、スピーカーからの音ではない音が聞こえるので、もう本当に劇場内でしか味わえない体験です。
スピーカーから聞いてると「何の音だろう」ってわからないけど、目の前で演奏してくれるわけだから、「こういう楽器の音なんだ」とかそういう部分もすごく楽しんでもらえると思いますよ。
また、大勢が一度に舞台に上がるという面でも魅力があると桝谷まい子さんは話します。
桝谷まい子さん)
バレエの魅力はやっぱり1人でやるものではないということ。
ソロで踊ることはあるけれども、絶対周りに人がいて、いろんな人の力で舞台が成り立っている。いろんな人に出会って、いろんな作品をやらせてもらう…本当に出会いに感謝することばかりです。