もう完全に〝浮いて〟ますねー、その軽やかさといい、
木の実をくわえた〝真剣〟な表情といい、なんとキュートなお写真なんでしょう!
冬眠の支度も〝ラストスパート〟なのかな?
全速力で森をかけまわって、エサやベッドの材料を、冬眠用の巣穴に運び込んでいるのでしょう。
エゾシマリスの体重は、70〜110グラムということですから、コンビニのおにぎりとほぼ同じ、あとは、単1の乾電池とか、みかんとか、サザエのおはぎとか。
一方で、冬眠のために貯蔵する食糧は、1つの巣で平均1,192グラムという調査結果があります。
体重の10倍もの食料を集めなくてはならないのですから、大忙しなのも仕方がありませんね。
エゾシマリスは冬眠をしますが、こちらエゾリスは冬眠をしません。
しかしながら〝冬支度〟はします。
「きょうの1枚」に選ばせていただいたのは、おそらく、巣のベッドを、冬に備えてふっかふかにするための材料を集めているところなのではないでしょうか。
草や、木の皮などを、器用ににクルクル巻きにして、効率良く、口にくわえて巣に運ぶのですが、このときはちょっと悪戦苦闘したのか、シャッターが押された瞬間には、まるで〝バンザイ〟をしているような、かわいいポーズになりました。
このお写真には、「こわいぞ、こわいぞ、バア~」「ワイルドだろ〜!」「お手上げ、って感じ?」「とったゾー」「悪い子はいねぇがぁ〜!」など、たくさんコメントもいただきました。
冬眠をしないエゾリスは、これからの季節、雪の中でもとっても元気で、北海道の動物らしい、とってもかわいらしく、ときにユーモラスな姿を見せてくれます。
シッポの長い〝シマエナガあるある〟なのですが、「きょうの1枚」のようにアタマの上に、長いシッポが見えていると、私は「あっ、チョンマゲ!」と思ってしまいます。
と思いながら、@nature_birds.4u さんのキャプションを拝見させていただくと、このように書かれていました。
こ、これは…「4分音符♩」それとも「白いさくらんぼ」?
それに対して、皆さまからのコメントにも…「殿っ!」「お侍さま〜ちょんまげ〜」「メトロノーム」「モヒカン」など とあっておもわず笑ってしまいました。
そう思ってお写真を見ると、このシマエナガちゃん、ますますかわいらしく見えてきますねー。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
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