2024.11.13

暮らす

間もなく“黒船”ロピアも…スーパーの「地上戦」を分析!旧西友が続々イオンに

北海道内でも親しまれてきた西友の撤退から約1か月、店舗を引き継いだイオン北海道の店舗が各地でオープンしています。その戦略に迫ります。

この日、店頭に並んだサンマは105円。秋の味覚の柿は95円。
これからの鍋の季節にぴったりの白菜が105円です。

9月末に閉店した西友の店舗を改装し、10月26日オープンした「マックスバリュ宮の沢店」です。

西友時代と比べ、店舗の面積はほぼ同じですが、商品数は「8000種類」から「1万2000種類」と1.5倍に増やしました。

また、プライベートブランド「トップバリュ」商品も取り扱うことで顧客の増加を狙います。

地下鉄とバス停が直結!

旧西友の店舗は立地が良く、この店は地下鉄「宮の沢駅」直結!
アクセスが良く、仕事帰りの客などの取り込みを期待できるのです。

帝国データバンク札幌支店によりますと、北海道内のスーパーは、「イオン北海道」「コープさっぽろ」「アークス」の3強体制が続いてきました。

しかし「イオン北海道」が「宮の沢」をはじめ、北海道内の西友9店舗を買収したことで、単純計算で約261億円が上積みされることになります。

帝国データバンク札幌支店情報部の渡辺雄大部長は「スケールメリットを追求する、そこにイオングループは強みがある」と話します。

「3大グループの中でも売り上げが若干抜ける可能性があって、さらに規模が大きくなることにつながる」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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