2024.11.04
出かけるロケ地「カンカンコタン」でのゲストトークに続き、平取町内にある「沙流川歴史館」にて、ツアーに参加したファンからの質問を交えたトークショーが開催されました。
―山田杏奈さんへ質問「ドラマ版の魅力はどんなところにあると思いますか?」
山田杏奈さん「たくさんあって1つにはしぼれないのですが…なんといっても、ゲストキャラクターが“濃ゆい”ことですかね。毎回、圧巻のキャラクターたちがたくさん出てきますし、それが毎週の『ドラマ』という見せ方にすごく合っていると思いました。みなさんの熱演ぶりを、毎週楽しみに見られるというところが、ドラマならではの面白さの1つなんじゃないかなと思います」
―久保監督へ質問「実写化にあたって、一番こだわったところは?」
久保監督「杏奈ちゃんが話していた通り、キャストの皆さんがどの方も本当に素晴らしいんです。だからこそ、彼らに、どう、全力の芝居をしてもらえるか、そしてどのようにこのロケーションに落とし込むか…というところにこだわりました。『ああ、この中で本当に生きているんだな…』というのをとにかく伝えたかったからです。僕は、俳優の皆さんが、アドレナリンを出しながら、捨て身でお芝居をしている瞬間が大好きなんです。原作の野田サトル先生が描く、アドレナリンたっぷりの画も大好き。原作を超えられるとは思っていませんが、そういったアドレナリンみたいなものを大切に、僕も撮影や編集を頑張りました」
―山田杏奈さんへ質問「ドラマ版で、撮影が一番楽しかったシーンは?」
山田杏奈さん「ドラマ版の第1話で、杉元と白石と3人でお酒を飲むところが印象に残っています。ドラマの撮影がスタートして、すぐ序盤で撮ったシーンだったので、緊張感もありましたが、すごく楽しかったんです。こうして3人の関係性がこれからどんどんできていくだろうなっていう予感がする撮影でした」
―山田杏奈さんへ質問「アシㇼパ役はアクションシーンが多いですが、山田さん自身は、運動が苦手だとお聞きしました。アクションシーンで特に苦労したことはありますか?」
山田杏奈さん「そうなんです、本当に私は運動が苦手なんです!なので、アクション練習の時間はたくさんとっていただきました。そもそも、走り方がなんかおかしいんです…。首が動いちゃってちょっとカッコ悪く見えてしまったり。そういった細かいところもたくさんアドバイスを頂いて、練習を重ねることで、まあ…なんとかなった、というか、なんとかして頂きました(笑)」
久保監督「杏奈ちゃんのアクションシーンの練習のようすは、僕のほうにも一応チェックとして送られてくるんです。それが本当に『これ、ドキュメンタリーにした方がいいんじゃない?』って思うくらい、成長がすごいんです」
山田杏奈さん「(笑)」
久保監督「例えば、こうカッコよく走って来て、カッコよく止まる動きというのは、すごく難しいんですよ。でも、本番ではちゃんとできていました。頑張っていましたよ~!」
―久保監督へ質問「出演陣は皆さん素晴らしい方ばかりですが、アシㇼパ役を演じた山田杏奈さんについて、特に魅力的なところはどこだと思いますか?」
山田杏奈さん「いい質問!褒めてもらおう~(笑)」
久保監督「いい質問引いたね。そうですね…『山田杏奈』について、一言でいうと、まあ“最高”ですよね(笑)。アシㇼパ役はもう、杏奈ちゃんしかできないと思っています。お芝居の中で、ちょうどいいバランスで、愛らしさと美しさを見せてくれるっていうところが素晴らしい撮影しながら、僕もほんとに楽しかったなぁと思います」
山田杏奈さん「やった~!」
久保監督「食事のシーンなども大好きなんですけど、やっぱり映画の最初の登場シーンがとても印象に残っています。弓矢を打った後の、スローモーションのシーン。あのときの、凛とした表情ですよ。撮れた時は、もう『ほんとに…ありがとうございました…』っていう、感動しかありませんでした!」
山田杏奈さん「ありがとうございます!」