2024.10.31

育む

「ひとりっ子はかわいそう」?親子遠足で見えた“保育園のこうちゃん” に胸がいっぱいになった日【室谷香菜子のいっくじ日記#9】

全力の子どもたちと先生から見えるもの

水族館の本館を出て坂を下っていくと見えてくるのが「海獣公園」。

ここは私も大好きな場所で、初めてテレビ番組のロケで行ったときには大興奮しました。
海を仕切っただけの豪快なプールで、アザラシやトド、セイウチなどがのびのびと暮らしています(冬季間はお引越し中)。

中でも子どもたちが盛り上がって黄色い声援を送っていたのがセイウチ館。

間近で見るセイウチの体や牙の大きさに最初はみんな少し戸惑っていましたが、セイウチが水に飛び込むと「水しぶきがかかりそう~!」と大喜び。

子どもたちのすぐ目の前まで近づいてきて手を振るような仕草を見せてくれる、それはそれは愛らしい姿も。
サービス精神旺盛なセイウチたちに夢中です。

アザラシショーに、トドの食事、次はペンギン!と思ったところで、子どもたちから「おなかすいたー!つかれたーー!!」の声。

楽しくて夢中になれることに全力、やりたいことへも全力。

そんな子どもたちの声を聞いて先生たちは「よし!予定変更!もうお弁当にしよう!」と
言ってくれました。

子どもたちは「やった~~~~!」と急に元気に。

子どもたちの要望に、臨機応変な対応をしてくれる先生の姿にも安心して過ごしている保育園生活が垣間見えて、頭があがりません。

さあ、希望通りのお昼のお弁当の時間。
レジャーシートを広げて、仲のいいお友だちとくっつけて…

「おててを合わせてください!いただきます!!!」

みんなニコニコでお弁当を開け始めました。

ここで私は、あることに気が付きました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X