札幌市内には、昔から愛され通いたくなる魅力がたくさん詰まったレトロな喫茶店が数多くあります。
今回は、東京オリンピックの開催年である1964年に創業した老舗喫茶店の『純喫茶オリンピア』をご紹介します。
JR札幌駅南口より徒歩約6分、北海道旧本庁舎向かいオフィスビルの地下にある、1964年に誕生した老舗レトロな『純喫茶オリンピア』。
扉を開けると、天井が高く重厚な造り、大きな飴色に輝くシャンデリアが迎え入れてくれます。まるで昭和へタイムスリップしたよう。
7代目のオーナーの菊地さんは現役で活躍するインテリアコーディネーターでもあり、店内の随所に選び抜かれたアンティークな小物や照明等が配されています。
昔ながらの『ナポリタン』(900円)は、伝統の味わいを残しつつ数種類のケチャップとスパイスで改良を重ねているそう。シンプルながら味わい深く、どこか懐かしさを感じます。
少し甘めのケチャップに絡んだ麺とソーセージ、ピーマン、そのノスタルジーな味わいに、子供の頃の記憶が蘇ります。