2024.10.11
暮らす続いて、取材に協力してくれたのは朝枝雅晴さん71歳。
スタッフ:「手に持ってるのは何ですか?」
雅晴さん:「水道水じゃない水。これ無料なんです」
容器を購入し、会員カード持参すると、無料で水を持ち帰る事が出来ます。
スタッフ:「1万円分までお支払いするので買い物ついて行ってもイイですか?」
雅晴さん:「いいですけど…いち…1万円?もったいない」
雅晴さんは、妻の志津子さんと2人暮らし。
結婚して47年になります。
現役時代は、全国のデパートの物産展をまわり北海道グルメを売る仕事を30年以上していました。
今は、知的障害者施設で利用者の方々に食事を提供するアルバイトをしています。
一方、妻の志津子さんは、別の高齢者施設で食事の配膳の仕事をしています。
買い物を担当することが多いという雅晴さん。
いまは年金とアルバイトの生活をしているため、なるべく値引きしている商品を探します。
雅晴さん:「これいいな…これ焼くだけでいいから」
雅晴さん:「価格を抑えてもいい商品って部分では、イオンさんは力がある!」
家庭で食事を作るのは、雅晴さんが多いそうです。
雅晴さん:「彼女の専属シェフ。何作ってもうまい!って食べる。うれしくて、また作ろうとなる。知らないうちに作るようになっちゃた」
しかし、最近はある異変が…!?
雅晴さん:「最近ね、おいしいってときの表情が読める。笑顔の唇がきゅっとなってない。口でいってるなコイツ」
…さて、気になる合計金額は?
6,319円と控え目な買い物です。
スタッフ:「家までついて行ってもイイですか?」
雅晴さん:「イイよ。イイよ」
妻が帰って来るまであと1時間。
夫の夕食準備が始まります。
目分量で手慣れた手つきで調理していきます。
雅晴さん:「やっぱり好きな人に何をして喜ばれるか?おいしいものを作ってあげる」
わずか1時間で6品を用意しました。
どこまでも妻思いの夫雅晴さん。
仕事を終え夕食を待つ妻を駅まで迎えに行きました。
※掲載の内容は番組放送時(2024年9月20日)の情報に基づきます。