2024.09.21

暮らす

管理栄養士が見た避難所の“食”… 意外?「心を蝕まないために」必要なポイント

温かい食べ物の大切さ

手稲渓仁会病院の管理栄養士の田中智美さんが、1月の能登半島地震の支援で感じた食事の大切さは、栄養面だけではありませんでした。

もうひとつは「温度」。温かい食事を食べることの大切さです。

「冷たいものを食べ続けるというのが、意外と人々の心をむしばんでいくというか、すごく苦しい思いになってしまうっていうのがあって」

電気やガスが止まっていても温かい食事をつくる方法があります。

「加熱袋にカイロみたいな発熱剤を入れて、あとは食事をこの中に入れて、水を入れたら30分で出来上がります」

市販の加熱袋とレトルト食品を家に備蓄しておけば、災害時でも体と心を温めてくれる食事がとれます。

食べることは、生きること。

大きなストレスがかかる災害時に、少しでもがまんすることがなく、美味しいもので体と心を守る備えも考えることが必要です。

【特集】“じぶんごと”防災

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年9月5日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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