赤ちゃん用の「防災セット」がない。
自宅に大人用の食料や防災グッズは備蓄していましたが、産まれたばかりの子どもの備えも必要だと気づいたのです。
沙也加さんは実は看護師。そんな視点も取り入れて、防災リュックを用意。
保存がきく非常用のミルク、使い捨ての哺乳瓶、赤ちゃん用の非常食に、生理用品も入れました。
できるだけ重たくならないよう、必要最小限の防災グッズを収めています。
名前は「我が子リュック」。
「自分の子どもが、もし避難所で使うとき、何を使ったらいいのかを想像した」
「我が子リュック」は当初、長谷川さん一家の「自宅の備え」でしたが、地元消防士のアイデアにマチも動き出しました。