スタッフ:「左側にキャンプ場の看板がありますね。まだ先のようなので行ってみましょう」
田んぼが見えて、さらにクルマを走らせると…
スタッフ:「どんどん坂道をのぼって行く感じ…ありましたありました…このお店ですかね」
スタッフ:「看板に“厚田くんせい”と書いてありますね」
見つけました!
周りを畑や木々に囲まれた、ポツンとたたずむお店…
その名も「厚田くんせい」 。
燻煙の良い香りがするなか、お店の前にはお母さんの姿が!
平賀敏子さん:「ここで“くんせい”を始めて34年。ただ一筋にやって、気が付いたらそんな年齢になってました」
厚田くんせいの平賀敏子さん84歳です。
自慢の“くんせい”を見せてもらいました。
季節によって変わる“くんせい”は、全て手づくり!
この日は、ししゃも、ほっけ、にしん…そして玉子が店頭に並んでいました。
どれも、絶妙な塩加減で、程よく脂がのっています。
身は、ソフトで、しっとり! 指でも簡単に、ほぐすことができるんです。
くんせいの評判を聞きつけ、人里離れた場所にあるお店ですが、買いに来る人は絶えません。
お客:「ここの道よく通るんですけど、いつも通るときにくんせいのいいにおいがしてたので…おうちに持ち帰って父と母と一緒に食べてみたいと思う」
お客:「自分はお酒飲まないんですけど、妻がお酒のアテにするんじゃないかと思いまして」
毎年、夏から秋にかけてのシーズンは、ツーリングやドライブのお土産として、“厚田くんせい”は、人気なんだそうです。