2024.08.30
深める伝統の『北海盆おどり』ですが、実は変化もあります。それが「提灯」。
これまでは約80個飾っていたものが、今年は7倍!560個の提灯が彩りと賑わいをもたらします。
さらに『みかさ盆ランタン』と銘打って、LEDで光るランタンを空に浮かべるイベントを初開催。『北海盆おどり』に、新たな魅力を加える取り組みを始めています。
実行委員会事務局の若山勇治事務局次長は「三笠の、本当に郷土文化なので、これは絶やさないで、ずっと延々つないでいきたいと思っている」と未来への思いを語りました。
郷土の慣わし、文化を世代を超えてつないでいくために、工夫を凝らした演出やイベントを取り入れている背景には、こんな事情があります。それがこの数字です。
◆《『三笠北海盆おどり』入込数の推移》
2019年 2万4300人
2020年 中止
2021年 中止
2022年 2日間に短縮 1万7500人
2023年 2万1400人
『三笠北海盆おどり』は、5年前には3日間で、約2万4千人が訪れていました。
この数字は、マチの人口の3倍以上にあたります。
ただ、コロナ禍で、2年間の中止と、短縮開催があって、2023年にようやく、4年ぶりに2万人を超えました。
さらに入場者を増やして、次の世代に引き継いでいきたい…との思いから、工夫を重ねています。
大きなやぐらを囲んで踊る『三笠北海盆おどり』が、これからも変わらずに、地元の人たちの心をつなぐ踊りとメロディーとして、日本の経済を支えた炭鉱の歴史とともに、脈々と受け継がれていってほしいと、改めて感じました。
来春放送予定のHBC北海道放送制作の連続ドラマ『三笠のキングと、あと数人』。物語は『北海盆おどり』を巡り、若者たちが、マチとともに成長するハートフルコメディです。
私たちドラマ宣伝チームも、8月15日(木)に行われた『三笠北海盆おどり大会』最終日に参加。“ミカキン”キャスト陣の中から、サプライズゲストも登場し、会場は大きな盛り上がりを見せていました。フォトスナップと共に当日の様子をレポートします。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい、Sitakke編集部ナベ子
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年8月15日)の情報に基づきます。
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